感情に従えば正しく生きられるのか
基本的に人間は本能に従う。例えば、苦いというものは本能的に避ける。赤ちゃんは苦いものは食べない。自然界では、苦いものには毒が含まれている可能性が高いからである。これは長い進化のうえで生物が得たもの。苦いものは避けるというものは本能で、その結果起こることは大体正しい。
そして、これが人間になると、感情というものが生まれてくる。生物の本能と同様に、それに大体人間は従う。本能と同じようにそれは大体正しいこと、あっていることだから。進化の究極といえるかもしれない。嫌いなものは避けたり、何とかしてその問題を解決しようとする。逆に好きなものには近づいたり、自分の中に取り込んだりする。十分取り込めば、もういいという感じになる。感情に従えば、だいたいは正しく人は生きることができる。
スポンサーリンク
コメント欄