痛み
痛みとは、悪いことだと考えがちだが、あながちそうではない。慢性的な持続的な、もうどうしようもない痛みは辛いことだが、体の異変、ちょっとした痛み、早期の痛みというものは、大変重要なもので、体から感じられるとても大切なシグナルなのである。
この痛みというものに、人はもっと注意を払うべきです。痛みには原因があります。その痛みの原因をはっきりさせること。それが生活を営む上で重要で、痛みがあれば、その原因を早期に突き止め、対処していく。あるいは、自分の中で、その痛みの原因をきちんと整理していく。これが健康な生活を営む上で、最も簡単で、かつ、自然で基本的なことです。
痛みはほっておくと、麻痺してしまいます。脳が痛みを和らげるように働き、余り痛みを感じなくなってしまう。しかし、痛みの原因というものは依然そこにあり、何も変わっていない。このようなことが積み重なっていくことで、本来はありえないほどの痛みがあるはずなのに、本人、つまり脳は痛みを感じることができない状況になってしまう。体の悪い所(患部)が進行しても、本人はもう気づかなくなってしまう。このような小さな痛みを見過ごすことで、人間は不健康になっていく。そういう面があると思います。なので、痛みに気づいたら、放っておくのではなく、その原因をはっきりさせ、対処することが必要です。
スポンサーリンク
コメント欄