知らないことの重要性
情報化社会の現在、インターネットで情報が簡単に手に入る時代、知らないということはとても重要な事です。
知らないということは、知ろうとする意識が未だあるということです。つまりは興味や好奇心がある状態で、知ってしまってからではそれらは薄れてしまいます。
子供はあまり物事を知りません。でも大人よりはイキイキしているようにみえます。幸せそうにみえます。それは知らないからです。知らないから未来がある。知らないから興味がある。知らないからワクワクするんです。
つまり、単に物事を知ればいいってことではないのです。物事を知るには順番があります。
また、オリジナリティーの問題もあります。自分というものを保つために知らない。情報化社会で生きる知恵とも言えます。余計な知識を頭の中に入れないこと。必要ない知識はいらない。情報が拡散してしまうため。収束しないといけない。この情報化社会においては、収束こそが一番大事なことであります。収束してこそ人は幸せになれると思います。
そして、知らないことが人間関係の形成に如何に重要であるかということ。知らないから教えてあげる、知らないから助けてあげる、知らない、あるいは気付かないということが、人を動かし、そして、よい人間関係が生まれるきっかけになります。
知らないということは何も恥ずかしいことではなく、むしろ価値があることです。
余計なことを知らない。情報化社会を生きる上で、自分を保つ上で、とても重要な事です。